ながら族
人間は音楽を聞きながら勉強したり、車を運転しながら電話したりという「ながら○○」ができます。
僕は早朝に30分ウォーキングしながらTEDの動画(英語)を聴きながらシャドーイング(※)するということをしています。
※ シャドーイングとは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いながら真似して発音するトレーニング法。
先日読んだ本で、街で気になったモノや風景などなんでも写真に撮り、撮ったものにタイトルをつけるということをしていくとキャッチコピー力が上がると書かれてあったので、朝のウォーキング中にやってみることにしました。
結果。
さすがにウォーキング・シャドーイング・カメラ撮影の3つの同時進行は僕には無理でした(^^;;
#できる人いたら教えて!
気になる風景を探すことに意識した瞬間、英語が入ってこなかったり、見慣れた風景ではない違うルートを歩いてみたところ時間感覚が狂ってしまって、30分で戻ってこれなくなりました。
というか3つと言ったものの、振り返ってみると実際はそれ以上のタスクをこなしていることに気がつきました。
<ウォーキング>
- (トレーニングとして)早歩き、かつ一定のペースでで歩く
- 歩く姿勢に気をつける(猫背にならないなど)
- すれ違う人に挨拶をする
- 30分で必ず戻ってくる。
<英語のシャドーイング>
- しっかりリスニングして意味を理解する
- ちゃんとシャドーイングできているか、自分にも聞き取れる大きな声を出す
- でも人とすれ違う時は声のボリュームを下げる(笑)
- 「イントネーション」「発音」「英語のリズム」「音の強弱」を意識する
- 意識してジェスチャーを入れる。
<写真撮影>
- 気になるモノがないかあたりを見渡す
- いつもとルートを変える
- スマホを取り出してピントを合わせる
- 猫が寝ている写真を撮るのにいったん立ち止まる
このように因数分解してみたところ、結構マルチタスクに体の機能を使い込んでることがわかります。
また、新たな気づきとしては、「ウォーキング単体」、「シャドーイング単体」だと飽きるのが早く、時間が長く感じるのに、両方いっぺんにやることで、短く感じるということでした。
これは他のことにも転用できそうです。あまり乗り気でない(けどやる必要を感じている)ことはなにかといっしょにやってみる。特にウォーキングとか運転中とかあまり頭を使わないものと組み合わせると効果がありそうです。
- 「ウォーキング」×「暗記(ぶつぶつ声に出しながら)」
- 「ウォーキング」×「読書(オーディブルで)」
- 「ウォーキング」×「zoomミーティング」
- 「ウォーキング」×「英会話レッスン」
- 「ウォーキング」×「ブログネタづくり(音声録音)」
どうです!? なんだかできそうな気がしませんか。
でも詰め込み過ぎは逆に生産性を落とすので、くれぐれも“ほどほど“に!がいいですね笑